先日に引き続き Parse で遊んでいます。今日はPush Quick Start Guide を読みながら Push Notifiation に挑戦しました。いろいろ設定することがあって大変ですね。慣れるとそうでもないのでしょうか?(^ ^;)
証明書を作成
- 「キーチェーンアクセス」を起動します。
- メニューの “キーチェーンアクセス” -> “証明書アシスタント” -> “認証局に証明書を要求” を選択します。
- メールアドレスと名前を記入して、"ディスクに保存" を選択し “続ける” をクリックします。
CertificateSigningRequest.certSigningRequest
というファイルが保存されます。(“CAのメールアドレス” の欄は未記入で良かったみたいです・・・)
次に iOS Provisioning Portal で App ID の設定をします。
- “App IDs” というメニューを選択し、"New App ID" ボタンをクリックします。
- “Description” にアプリの内容、"Bundle Identifier" にアプリの識別子を記入します。識別子には
*
を含めず、アプリ名までしっかり記入する必要があるようです。
- 作成したアプリ ID の “Configure” をクリックします。
- “Enable for Apple Push Notification service” のチェックを on にし、"Development Push SSL Certificate" の “Configure” ボタンをクリックします。
- “Generate a Certificate Signing Request” というポップアップウィンドウが表示されます。"Continnue" ボタンをクリックして次の画面に進みます。
- “Submit Certificate Signing Request” 画面が表示されます。ここで、「キーチェーンアクセス」で作成した
CertificateSigningRequest.certSigningRequest
ファイルを選択し、"Generate" ボタンをクリックします。
“Download & Install 〜” の画面まで進みます。"Download" をクリックして証明書をダウンロードしておきます。
上の作業でダウンロードした証明書をダブルクリックして「キーチェーンアクセス」へ登録します。
- キーチェーンアクセスで “ログイン” 項目の、"自分の証明書" を表示すると先ほど登録した証明書があります。右クリックして「書き出す」を選択します。
- “.p12” という形式でファイルを保存します。
- “.p12” 形式のファイルを保存する際にパスワードを求められますが、空欄のままにしておくようです。
Provisioning Profile を作成
ここまでの作業ですでに心が折れそうなくらい、設定が面倒くさいですね。Parse がさっぱり出てこないし・・・。
iOS Provisioning Portal へ戻り、Provisioning Profile を作成しましょう。
- “Provisioning” メニューを選択し、"New Profile" ボタンをクリックします。
- わかりやすい “Profile Name” を記入し、プッシュ通知するアプリを選択します。
- “New Profile” ボタンをクリックした画面に戻り、Provisioning をダウンロードしておきます。
- ダウンロードした Provisioning Profile をダブルクリックし Xcode へ登録しておきます。
Parse へ .p12 ファイルを登録
- Parse の Dashboard を開きます。
- プッシュ通知を行うアプリの “Setting” 画面を開きます。
- キーチェーンアクセスで作成した “.p12” ファイルを登録します。
プッシュ通知を受け付けるアプリを作成
Rakefile を編集
昨日作成した Rakefile
に identifier
、provisioning_profile
、entitlements
の設定を追加します。
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provisioning_profile
に設定する Provisioning Profile のパスは Xcode の Organizer で確認することができます。該当する Profile 上で右クリック “Reveal Profile in Finder” を選択すると、Finder 上で確認できます。
アプリを作成
app/app_delegate.rb
に、次のようなコードを記述します。
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プッシュ通知はシミュレータ上で動作確認できないようなので、デバイスへアプリを転送します。
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デバイス上でアプリを起動したら、Push Quick Start Guide ページの “Send Push Test” ボタンをクリックします。
正しく動作すると、
のように、通知を受け取ることができます!
これで、Apple が何か発表したか監視するものを用意すれば、簡単にストーカー行為ができますね!