Twitter のつぶやきを眺めていると、RubyMotion アプリ開発では Sublime Text をエディタに使うのが定番になってきた感じがします。
いい加減、私もライセンスを購入しないといけないなと思いつつ、環境構築の手順などをまとめておきます。
1. Sublime Text をインストール
公式サイト から Sublime Text をダウンロードしてインストールします。
2. Sublime Package Control をインストール
Sublime Text は Python で plugin を作成でき、さまざまな機能追加ができるようになっています。Github などを眺めていると便利な plugin がパッケージとしていろいろあります。Package Control は、それらパッケージのインストールや不要になった際にはアンインストールしたりと、文字通りパッケージの管理が簡単になります。
Sublime Text を起動し、[View] -> [Show Console] とメニューを選択し (ショートカット : control + `)、コンソールに次の文をコピー&ペーストし Enter を押下して実行します。
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Sublime Text を再起動すると、Package Control が利用できるようになります。
3. SublimeRubyMotionBuilder をインストール
次に、@haraken3 さんが開発されている SublimeRubyMotionBuilder プラグインを導入します。コード補完や、アプリ開発に便利な機能が追加されます。
[Tools] -> [Command Palette…] とメニューを選択し (ショートカット : command + shift + p)、表示されるダイアログに「install package」と入力し実行します。
次に、「RubyMotionBuilder」と入力し Enter を押下するとプラグインがインストールされます。
RubyMotion のコード(*.rb) か Rakefile を開いた状態にしておくと、以下のようなコマンドが使えるようになり、いちいち Terminal に戻ってでビルドしたりする必要がなくなり便利です。
内容 | ショートカット |
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Build | command + b (エラーがあった場合 F4 でジャンプ) |
Clean | command + shift + p の後、「clean」と入力 |
Run | command + r (シミュレータを Retina モードにする場合、command + shift + r ) |
Deploy | command + option + b |
4. SublimeLinter をインストール
RubyMotion Linting and Highlighting With Sublime Text で知ったのですが、SublimeLinter を導入すると、アプリをコンパイルする前に文法エラーとなる箇所を教えてくれるようになります。
さっそく、SublimeLinter をインストールしてみましょう(上のサイトに書いてあるとおりですが・・・)。
[Tools] -> [Command Palette…] とメニューを選択し (ショートカット : command + shift + p)、表示されるダイアログに「install package」と入力し実行します。「SublimeLinter」と入力し Enter を押下します。
つぎに [Preferences] -> [Browse Packages…] を選択します。
パッケージがインストールされているディレクトリが、Finder で開かれます。 Finder で SublimeLinter/sublimelinter/modules
のディレクトリまで行き、ruby_motion.py
というファイルを作成し、次の内容をコピー&ペースとします。
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これで RubyMotion アプリ開発がもっと楽になるのではないでしょうか〜。 Enjoy!